大手企業から小さな会社へ 〜 小さな会社に自由な発想で色を加える


作:会社員Oさん。Oさんの描く絵の中で私がとてもお気に入りの一枚♪

イーエックスメディアへの入社を決断した理由は?

「イーエックスメディアに入って後悔してる?」

このインタビュー記事では、大手企業での経験を活かしてイーエックスメディアに転職したOさんのストーリーを紹介します。新たな挑戦を求めた背景や、転職後の働き方、職場の雰囲気、そして自己成長について深掘りしています。

また、絵画という趣味を大切にしており、その活動が仕事に与える影響やリフレッシュの方法としての役割についてもお話しいただきます。WebデザイナーとSEの二刀流スキルを活かしながら、イーエックスメディアのアットホームでフレキシブルな働き方や、チームとの密接な関係の魅力についても語ります。転職を考えている方にとって、インスピレーションを得られる内容です。

インタビュー協力者の紹介


profile

会社員Oさん(中途採用5年目)

趣味 絵画(左の絵もOさん作) 旅行

担当業務 Webデザイン、SE

おすすめの旅行先:内モンゴル

おすすめの小説 ジョージ・オーウェル『動物農場』

最近買ってよかったもの:『「ル・グルニエ・ア・パン」のバゲット』


絵画について

A : 絵を描くとき、可愛いスタイルだけでなく、現実的でシリアスなテーマにも挑戦しています。多数の人に受け入れられるかどうかに囚われず、自分の表現を大切にしています。

A : 3歳のころ、幼稚園の先生が開いていた絵の教室がきっかけで、絵を描くことに興味を持ちました。小学校の後半から高校生までは油絵を描いていました。パソコンで絵を描く作業にまだ慣れていなかった頃は、手書きの作品が多かったと思います。イーエックスメディアに入ってから絵を描き始めて約5年が経ちますが、入社当初とは絵の興味の対象が変化していてタッチも変わっています。

---イーエックスメディアに移る前は今のようにフレキシブルに順応できなかったため、絵画などの趣味に時間を割くことが難しかったのですね。

A : そうですね、残業もそれなりにあったので、絵画を始めるには良い節目だったと思います。

A : 私はエンジニアとしての仕事と絵の仕事を別々に考えていますが、両者には共通する点もあります。Webデザインや他の絵を見たときに、美的センスや違和感に気づきやすくなります。これらはどちらにも共通します。また、AI技術を活用している画像と、そうでない画像を見分けられる時もあります。手書きで描くことで、自分の目を信じることができ、AIにはない独自の表現ができると思っています。こうした点では、互いに良い影響を与え合っています。

―――まるで第三の目のようですね。かっこいいですし、素敵な感性だと思います。


担当業務について

A : 主に、Webデザインと技術サポートを担当しています。

Webデザインは、企業のWebサイトの新規立ち上げやリニューアルで、HTML、JavaScript、CSS、PHPのような言語を使って制作しています。技術系サポートは、社内で管理しているサーバー(Web、メール、DNSなど)やネットワーク機器(ルーターなど)の設定や保守を行っています。

A : Webサイトはデザインだけで成り立っているわけではなく、トラブルが発生した際にはファイルの有無やサーバーエラーなどに対処することが重要です。これらの問題を自分で解決できると、お客様にとってサービスを迅速に回復できるため、非常に便利です。

特に小規模なサイトでは、トラブル発生時に迅速に対応できることが大きな利点です。お客様が「早く何とかしてほしい」と思ったときに、自分で対応できることは理想的であり、その結果、信頼関係の構築にもつながります。こうした点が、技術とデザインの両方を持つことのメリットだと思います。


キャリアと経歴

A : 学生時代は物理学を専攻していました。博士課程に進むことも考えてもいたのですが、結局のところ就職し、もともと物理シミュレーションでコンピューターを使っていたこともあったのでシステムエンジニアとしての道を歩み始めました。

最初に入社した会社は、比較的大きなシステムインテグレータ(SIer)です。エンジニアとして様々な会社のシステム導入に従事していましたが、そのうちデザイン関係の仕事をやりたいと思うようになり、デザイン業務にも携わるようになりました。その会社を8年勤めた後、イーエックスメディアに入社して今に至ります。

A : 20代後半の頃、私は「このままでいいのかな」と悩んでいました。デザインに興味を持っていたものの、このままエンジニアとして続けていくのではなく、やりたいことに忠実でいたい、絵的な要素を取り入れて物を作りたいという思いが強くありました。今思えば、思いつきで行動に移してしまいましたが、それが結果的に良いものにつながりました。

A : デザイン業務は、システム開発に比べると案件規模が小さく、人事的な評価もされづらいことがありました。また、「小規模でも質の高いものを作るべきだ」という思いの中、行き詰まりや違和感を抱える日々が続きました。

そして、「新しい経験をしたい」「案件規模に関わらず、自分が携われる範囲を広げたい」という思いが強まり、会社を退職することを決めました。

---なるほど。いろいろな葛藤があったのですね。


転職活動について

やめると決めてから新しい会社が決まるまで、2017年の5月の頭から約2ヶ月間の期間がありました。媒体は、インディードなどを活用しました。イーエックスメディアに入って後悔はありません。

主にリモートワークや通いやすさを重視して、ウェブデザイン系の求人を探しました。いくつかの媒体を利用し、インディードで応募したイーエックスメディアが4社目の応募先となりました。

A : イーエックスメディアを選んだ理由は、リモートワークができる環境が整っていたからです。他の企業ではリモートワークを積極的に推進しているところがコロナ前だったのもあり、少なかったです。

一人で集中して作業できる環境が整っていると作業が捗りやすいため、リモート環境が使えることは私にとって好ましいと考えています。また、クライアントとのやり取りもリモートで行えるため、便利だと感じています。ウェブ制作中には画面共有ができるので、コミュニケーションもスムーズです。さらに、面接時の社長の雰囲気も良く、働きやすい環境が整っていると感じたことも大きな要因です。

A : 志望動機や、自分の判断で仕事ができる環境を希望していることについて話しました。それに対して、責任を持って仕事を全うしていれば、自分の考えを反映しやすいという点が印象的でした。

A : とにかくアットホームな雰囲気でした。移転する前のオフィスは大学サークルの部室のような雰囲気。臭いとかではないですよ(笑)。学生の頃に戻ったように感じで新鮮でした。※今は移転し、きれいなオフィスです。


日常業務とプロジェクト

---日ごろの仕事の仕方について教えてください。

A : 入社前は、それほどはっきりとしたイメージはありませんでしたが、入社後は新鮮で画期的な雰囲気だと感じました。誰もが自由に働いていて、やるべきことはきちんとやるという風土があります。まず、時間がフレキシブルなので、稼働している時間がそれぞれ異なります。私は大体コアタイムとして9時から15時の間は主に働いています。私は朝方ですが、他の人は夜型の方も多いです。そのおかげで引き継ぎがしやすかったりします。

---これまで関わったプロジェクトについて教えてください。

A : 某大学院のWebサイトのリニューアルで、入社2年目の時から現在までの約3年間ほぼひとりで担当し、イーエックスメディアの中では最も長く携わっています。

このサイトのこだわりポイントは、技術とデザインの両面にあります。ビジュアルを重視し、豊富な写真を使用しています。また、パネルの開閉などの視覚的なアクションを取り入れ、ユーザーの目を引く魅力的な体験を提供しています。技術的には、JavaScriptを活用して見栄えを向上させています。

新機能や技術を追加しながらサイトとともに自身の技術も成長を続けています。また、別のプロジェクトで日本から海外に向けた情報発信サイトの制作に携わり、海外の方との打ち合わせの機会もあり、英語力を活かすことができているのも楽しいと思います。

---まだまだお聞きしたいことはたくさんありますが、技術面については別の記事に注力する予定ですので、また別の機会にお伺いできればと思います!

A : 数年前、メンバーとして参加したWebサイトリニューアルプロジェクトで、お客様側が要望されているスケジュールがとても短く、技術的にも難しい内容でした。とにかくやることが多かったです。

担当したWeb制作にはさまざまな技術の組み合わせでできていて、HTML、CSS、JavaScriptのような主にデザインよりの技術と、php、pythonのようなシステムよりの技術があり、人によって得意・不得意があります。ある程度時間をかけられるならいいのですが、今回のように短期間で品質を担保するためには、参加メンバーの特徴を理解し分担しながら進める必要がありました。私自身はCSSやJavaScriptが比較的得意だったので、自分の得意分野の作業に集中し、なんとか期限までに納品することができました。

A : プログラミングやデザインコーディングの技術が向上したと感じたときにやりがいを感じます。また、絵を描くことや旅行など楽しいことを息抜きにすることも大切にしています。

---リモートワークでのコミュニケーション方法やサポート体制についてお伺いします。


リモートワークとサポート体制について

A : 基本的にフルリモートで行っています。SlackやBacklogなどのオンラインツールを使用し、コミュニケーションや業務報告を行います。

社員が様々な地域からリモートワークで参加しているため、プライベートで会う機会を作るのは難しい状況です。そのため、不定期で勉強会を開催しています。

A : プライベートで会える機会があれば嬉しいです。会いたいときに会える環境があると良いと思います。限られたスペースや環境から出ることで新たな気づきを得たり、リフレッシュすることができるので。

A : あらかじめ担当を明確に分けているので、意見が対立することはほとんどありません。お互いの業務内容に対しアドバイスし合うという感じです。お互いをリスペクトしながら意見を取り入れています。

A : 資格取得の費用サポートや、プログラミングの本などの購入支援があります。

ワークライフバランスが整っていて、フレキシブルな働き方が可能で、在宅勤務の時間も各自のスタイルに合わせています。

A : 経験がない人や、まだ苦手意識のある技術には、レビューを行ってくれる先輩が必要だと思います。

私もサポートする側として、JavaScriptが苦手な人のために勉強会を自ら開くなど、スキル向上のための活動を行っています。


会社の文化と未来

A : 「全ての人が自由に動ける会社」です。ただ、責任を持って取り組むことが大切です。例えば、トラブルが起きないように注意しています。サーバーを扱う際には緊張感を持っています。過去に何度かシステムトラブルが起こったことはありますが、すぐにリカバリーできるように努力しています。チーム全体がプロフェッショナルなので、顧客データが漏れることはありませんし、そのような事態が起こらないように徹底しています。

A : 今のお客様からの定期的な仕事を維持しつつ、新しい顧客を増やし、社長への営業や海外からの依頼も増やしたいと考えています。

インタビュアーの感想


この記事は、リモートワークの環境での社員の個性やキャリア、趣味について深く掘り下げており、とても興味深かったです。特に、絵を描くことを通じて得た感性が、Webデザインやエンジニアリングにどう活かされているかを知ることができ、アートと技術の融合がもたらすクリエイティビティの可能性を感じました。

また、リモートワークの中でのコミュニケーション方法や、チームビルディングの工夫についても触れられており、今の働き方における課題と解決策がよく示されています。特に、プライベートで会う機会が難しい中での勉強会の開催は、チームの結束を高める良いアイデアだと思いました。

全体として、個人の成長とチームの協力がいかに両立できるかを考えさせられる内容であり、今後の働き方についてのヒントがたくさん得られる記事になったかと思います。


まえち(インターン歴3か月目)

MAECHI

  • 血液型A型 右利き
  • 北海道出身 東京都在住
  • 趣味 麻雀、ネイル
  • おすすめのアニメ 『ジョジョの奇妙な冒険』
  • 担当業務 WEB企画

こんにちは。株式会社イーエックスメディアで実習をさせていただいているまえちです。インターン歴は3ヶ月になります。まず、私に会社の印象に関わる大切な記事を書かせていただいた株式会社イーエックスメディアの皆様に心から感謝申し上げます。

今回の記事は、忖度なしで会社の良さを知ってもらいたいという願いから、まだ内部を知り尽くしていない実習生の視点で、社員同士のやり取りや事前の準備をせず、リアルな体験や考え方を引き出すために、質問項目を伝えずにぶっつけ本番でインタビューを行いました。このプロセスを通じて、他の情報源では得られない貴重な声をお届けできたのではないかと思います。


応募のご案内

今回のインタビューを通じて、イーエックスメディアの魅力を感じていただけたでしょうか?もし、あなたもこの素晴らしいチームの一員になりたいと思ったら、ぜひ応募してみてください!

応募フォームはこちらから: [https://www.exmedia.jp/recruit/]

イーエックスメディアでは、あなたの個性やスキルを大切にしながら、一緒に成長できる環境が整っています。気軽に挑戦してみてくださいね。お待ちしています!